お見舞い

春の足音が聞こえるべき季節に
とてつもない災害が東日本を襲い
多くの人の人生を一変させました
まずは 被災した皆さんに心よりお見舞い申し上げます


都心でも震度5弱という これまでの人生にない揺れを体験し
近隣のビルが聞いたこともない音を発し 震えた
交通機関があっという間に麻痺し 道路も歩道も車と人であふれかえった
電車が動き出しても 原発のこと電力のこと
一向に不安は絶えない


乳児じゃないけど限りなく乳児に近い幼児を抱える親として
食のケア 精神面のケア 体調のケア 
あれ以来親の表情に非常に敏感に反応する子どもに 不安を抱かせまいと必死の毎日


節電や物資の不足は都心でも いや いまや日本中で同じ状況だと思うけど
でも今回ばかりは「私たちの苦労は苦労に入らないから 頑張ろう!」とみんなで言い合っています
暖かい衣類 お水 おむつ ミルク 皆さんの手元に行き届きますように


小さな1人の人間ができることは限られているけれど
小さな何かがもっとできないだろうかと みんなが模索している
道の向こうで 海の向こうで
発信することも受信するメディアも限られているけれど 何かできることがあれば声をください


数百キロ離れた場所で
今は本当に小さな できることをしています
それしかできていません