映画を見た99/ユナイテッド93

ひこうき


昨日の木曜洋画劇場でやってました
今年は飛行機に乗ることもなく しばらくは海外旅行もお預けだというこの時期に見たのは正解だったかな


いつも離陸するときに考えること もしかしたらこれが最後かもしれないってこと
飛行機に乗った人の命は その機体と操縦者に丸ごと預けられている
手術にあたる医者と患者のようかもしれない
わかってはいたけど それを痛いほど感じた映画だった
命を預けたその大きな身体が たった数人の力でいとも簡単に灰となる
危機管理はどうしたらいいのか すれば安全は保たれるのか 完璧はあるのか もっとできることはないのか などと多くを考えさせられた


世界を変えた「まさか」の大事件
数え切れないほどの死傷者を出したあの日まで持ち込めたナイフ 今は鼻毛キリばさみですら持ち込むことはできない
他にどう変わったのか あんなに犠牲者を出して学んだことはなんだったのか 世界は世界を見つめ直し 個人を自分を振り返って事件を教訓にすることができたのか


映画の冒頭でも出てくる当日の朝の日のこと
本当にいい天気でした
明日も明後日も 「良い日だったね」とみんなが思えるような社会になりますように