美術めぐり43/フェルメール展@東京都美術館

夏から超ロングランで開催されているフェルメール

招待券があったので行くことは決めていたけれど その時期を推し量るのは難しい
結局こんな中だるみしそうな時であっても無意味な話 平日も雨模様もおかまいなしに混んでいた
とはいえこれだけの数が一度に見られる機会がそうないとあっては 来て良かったと思える内容
特に“リュート調弦する女”は女性の描き方がティピカルなフェルメールと少し違って魅惑的
“手紙を書く夫人と召使い”にあってはその構図といい表情といい さすがの一言
実物をまんまの大きさで見ることの大切さを体感あれ


外へ出てみると 上野でおなじみヘブンアーティストのパフォーマンスが
美術館の前にはノコギリ奏者がいた
前に一度寄席の席で聞いたことがあるけれど この人はTVにも出たことがあるプロらしい
確かにその音色はとても美しく まるで歌声が聞こえてくるみたい
思わず何十分も立ち止まって聞いたうえ 500円でCDを買って大満足して帰った