上野にて

はと

美術館へ行きがてら買い物やランチ
そして訪れたのが下町風俗資料館
不忍池を横目に訪れてみた 
外国人も多くいて 説明もきちんと英語版が用意されている


私が行ったときにやっていたのは大正時代の長屋の風景
色々な商いをしている家が並んでいて それぞれ屋内に入ることもできる
びっくりしたのはその細やかさ 目に見える部分だけでなく 見えないところもしっかり再現してあって
押し入れを開けると布団や家財道具 引き出しを開けると着物や化粧道具といったように あたかも住人がいたかのような気持ちにさせる
必要最低限のものが小さいスペースにきちんと収まっていて それぞれがシンプルでありながらデザイン・質ともに一見しただけで素晴らしいと感じさせるものばかり
これぞ日本人!…だったんだけどな…
使い捨ての安価なものであふれた現代で失った日本の美がそこにありました


2階にあがると懐かしい遊び道具の展示
私たちが知っているもの 知らないもの 知っているけどどこか違うものなどなど
思わずぷぷっと笑いたくなるような情けない遊び道具もあるんだけど 子どもの頃には必死になって取り組んでたっけ
たった数十年の間だというのに その移り変わりに驚かされるばかり
色々と考える機会になってとてもよかった


後でカタログを見ると 懐かしい銭湯を展示することもあるらしい
番台に乗って座り心地を味わえるなんて 絶対いかなくっちゃ!!!