憧れの地へ!UKの旅-10日目&ラスト:12/5〜

たびのおわり



実質最終日の今日 お世話になったCoach Stationもこれで最後です
少し遅めの出発で再びメガバス
南下してBrightonからSeven Sistersという観光地へ行きます
途中 のどかな場所にある大学に停車 なつかしい雰囲気があった

2HほどしてBrightonの海岸沿いに停車すると ほどなくしてローカルバスがやってきて乗り換え
白くはないけど大きな崖がすぐに目に飛び込み 海沿いをしばらく走るとバスはやがて住宅地へ
これまでとはまた違った景色 どこか穏やかで お家の雰囲気はどれもなんとなく高級そう


さらに1Hほど走ってようやく基点となる観光センターに到着
バスを降りてもセンターは開いていないし人っ子一人いない お出迎えしてくれたのはカエルのみ

地図はあるけどあまりに広大でどこが入り口なのやら とりあえず歩けそうなところを歩き始めるとすぐに足元が何やらの糞だらけに
と、羊が見えてきた〜
放牧地も歩道もあったもんじゃないよ、とうんちはあきらめ ぐいぐい踏みしめて歩く
これぞ自然!といった果てしない景色が目の前に広がる

雲の動きが早いな 海のそばだからかな なんてのんびり構えていたら すぐに雨が降ってきた
やれやれ…
なんてのんきな場合じゃなかった!!!!!!!
すぐに風雨は強まり やがて立っているのも難しいくらいの嵐!雨はひょうに変わり ますます全身が寒い!痛い!

成田でけちった為に雨具がこれしかなかった(涙)


広い野原に人間は2人 牛や羊はこんな嵐も全然お構いなしに草を食べている
あぁ 人間とはこんなにもちっぽけな存在なんだ…
と弱気になり かといって引き返すにはあまりにも歩いていた 途方に暮れ やっぱりこれ以上は進めない、と引き返そうとしたそのとき 
ふわぁ〜(本当にこんな感じだった!!!)っと雨がやみ 雲が晴れ 陽射しがこぼれてきた
なんてこった おまけに歩いている人もいるではないか
まるで夢のような数十分 でも確かに全身はびっしょりで 夢ではなかったみたい  


気を取り直して再びSeven Sistersを目指す
バスの時間と全身の濡れ具合を見て 中心地まで行くことは難しいと判断し せめてもと海岸を目指す
30分ほどしてようやく見えてきたのは美しく雄大な 真っ白な崖
歩いてよかった〜と心から思えた瞬間でした




西日が射すバスで再び中心地へ戻る
メガバスの時間まで少し時間があったのでBrighton Pierという遊園地のようなところへ行ってみた
冬で風の強い日 もちろん遊園地がオープンしているわけはなく ゲームセンターに幾人かの人が遊んでいるばかりで拍子抜け

有名だといわれるお店でまたしてもFish&Chipsを買ってバスを待っていた
いよいよ濡れた体が冷えてきて 一刻も早くバスに乗りたい!と思っていたが 世の中そんなに甘くなかった…
これまで一度も遅れたことのなかったイギリスの交通機関 ここにきて、しかもよりによってこんなときに!!よ〜(涙)
乗車場所を間違えたのか、とか ダイヤ改正があったのか、などとありとあらゆる可能性を考えながら それでも周囲で同じように待つ人を頼りに待つこと45分
何事もなかったかのようにやってきたではないかぁぁぁぁ


なんとか帰ることの出来た最後の夜
お世話になった友人たちと最後のパブへ
来年は日本で、と再会を誓いお別れです


最終日は恒例の雨(私たちの移動日はたいてい雨なのだ)
最後まで忙しかった友人は早朝から外出 ガールフレンドが駅まで送ってくれて空港へ向かう
通勤ラッシュとぶつかったけど チェックインまでほんとにスムーズにいきました


帰りの飛行機で 驚くほど酔っぱらったアイルランド人と乗り合わせることに
自分でDFSで買ったウイスキーらしきボトルを開け 機内サービス以上に飲みまくっていたらしい
気づいたら手が付けられないほど大騒ぎ やっと寝たと思ったら着陸寸前で目を覚まし(起こされ) トイレが我慢できずに着陸寸前までフラフラと立ち上がって怒られていた
あの人は入国できたのだろうか…



そして最後の最後のハプニングは成田空港で
翌日からのクラブWCに向けて 南米のBoca Juniorsの選手と入国が同じになった
残念ながらあまりこのクラブに詳しくない私には 知った顔がなかったのだけど 
翌日からしっかりTV観戦させて頂きました♪


とにかく物価が高いUK
ときに「うわっ 日本(日本人)っぽい」と思わせる何かがあった場所
今度行くことがあれば もっともっと深い場所へ