お花見

おうじ

毎年油断するとあっという間に過ぎていく桜の季節
まだまだだなぁなんて思っているとあっという間に満開になっていて お決まりのようにあっという間に風雨に流されていく
でも見渡す限り桜が植えられているこの景色は やっぱりいつ見てもいいものです
いつまで続くかわからない四季を 続く限り楽しみたいです


今年はちょっと懐かしい場所でお花見をしました
東京の北 王子の飛鳥山公園
お堂のような建造物が木造住宅のから飛び出している家を横目に
平日にもかかわらず春休みだったからかな 驚くような人人人
ランチを楽しむ人々のかたわらで せっせと夜の陣取り合戦をしていたり
公園では子どもたちがひしめきあって遊んでいたり
駅の目の前にあるのに ほんの少しだけ喧騒を忘れさせてくれる場所
桜の合間からは路面電車が見え隠れして そんな景色はいいものです
今もここで写生会とかするのかな…


明治通りを挟んだ向かいには音無親水公園なるものがある
音無川に沿って桜が咲き 足を水に浸して楽しむ人あり
この景色はかなり美しかった!


王子といえば私が訪れたかったのは名主の滝公園
昔 ここに河童が出るって噂があって うっそうとしたあの公園に入るのはどこかわくわくするような 怖いようなそんなイメージだった
近くに稲荷神社があって そこをお参りしつつ公園に向かう そんな手順も気持ちを高ぶらせていたのかも
その道すがら 石鍋久寿餅店に立ち寄る
結構有名なお店らしく くず餅とできたての酒まんじゅうを買っていざ公園へ!


記憶の中の公園とは少し違い うっそうとしていた景色も間引きされていたように明るく
ただ緑は濃い やはり不思議な別世界だった
池の水も少なく 河童の看板もなく 河童… かっぱ?!なんて口に出したら笑われちゃいそうな感じ
あれはきっと私だけの思い出の記憶なのかもなぁ
昔は当たり前にただある公園だった場所が わざわざ訪れたくなる場所に変わっていて そんな私だけの思い出がここにあったことがなんだか嬉しかった