乗鞍へ18きっぷの旅

ひさびさのストーブ


弔い旅行in乗鞍
中央線の旅は初めてだったのでウキウキでした
上野原を過ぎるとすっかり人もまばらになり 大月からは向かい合わせのシートですっかり旅行気分♪

甲府で駅弁を買って トンネルを抜けると一気に雪景色へ


ここはまだ雪少ないけどね…


松本からはワンマンのサイクル電車(自転車を載せられるらしい)で新島々(しんしましま)というかわいい駅へ向かう
さらにローカルバスを乗り継ぐこと合計約8時間!

日中でもマイナスの冬空の中、乗鞍高原温泉民宿に到着!
お世話になったのは“ヒュッテほし” 私たちだけの貸切でした


早速温泉に直行 白骨温泉と隣り合うここでも硫黄の香りたっぷりの、白濁したかけ流し温泉に入れる
白骨温泉には高い宿ばかりだから ここは穴場
あたたかい温泉にたっぷりつかった後はおまちかねの夕飯
ここはご飯がおいしいことで有名だったので決めたようなもの
農家のオーナー夫婦が自家栽培の食材を駆使して作ってくれたご飯は 噂通り、想像以上のおいしさだった!!
何より自家製食材がほとんどというのがうれしい
ご飯から野菜、果物までほとんどのものをつくっているそうです
日頃の我が家の食事の何食分?!ってくらいの豊富なおいしいメニューにすっかり感動して 満腹になったのも忘れて完食しました


結局温泉には合計3回
朝食もおかわりまでしてたいらげた
間違いなくまた来たい民宿でした


翌日は朝から天気も良く 初めてのスノーシューに挑戦することに
なにせ履き方もわからない2人ですから ちょっと高かったけどツアーに参加
でもこれが大正解!!
平日の閑散とした乗鞍スキー場の脇から始まった貸切ツアーでは 夏には踏み込めないような森の中にもずんずんと入り 自然界で生きる木々のたくましさを目の当たりにした


滝が流れながら凍っていく姿に圧倒されたり ちょっと苦甘い植物の実のおこぼれをちょうだいしたり
ありとあらゆる生物の生きる姿や変貌にはそれぞれの意味があって ものすごーく考えさせられ勉強になった
北欧の空の下で見た、鳥の巣だと思いこんでいた宿り木とか、うさぎやリスの走る特性とか、勘違いしていたことも多くて発見の嵐!
そして何より青空と白銀の足元と それを囲む木々と その中をゆっくり歩く自分たち
そんな時間に感謝 っていうのかしら 幸せいっぱいだった

ちょうどこの冬一番の寒気がやってきた時期だけあって 日中でもマイナスの域を超えない日だったけど
それを満喫できるくらい気持ちよくて良かった


帰りの電車からは 西日に映える山々や 富士山の姿をしっかり拝むことができ
乗っては降りていく地元の中高生の姿を見届け 最後は都会の仕事帰りの大人達にまみれていた

帰りも駅弁を…


あーあの空気をまた吸いたい