ザクロ

先日、日暮里の有名店（？！）、ザクロへ行ってきました
イラン料理といえば私たちの中では六本木だったのですが　なんとも不思議なおもてなしがあるというので新年会を兼ねて。

入店早々、席につく間もなく差し出されたのはクッキー
もうここからかの“おもてなし”は始まっていた…

正月明けで寝過ぎたオーナーは本調子ではなかったというが　そ、それで？！ってくらいにハイテンション
男性を見れば「そこのへんな人〜！」と言ってみたり　外国人の客には「変なガイジンだよ〜」だって。あんたも外国人だよ！！
名物の“食べきれない”2000円コースは、噂では聞いていたけどほんとに息つく暇もなく料理が運ばれてくる
あわせてお水がわりに紅茶が飲み放題なので　お酒を飲めない人には嬉しいサービス
飲み放題をつけなくても十分に満足できるコース
料理は奇妙だけどおいしいサラダや　ローストチキン、ケバブなどが次々やってきて　その合間に手作りのおいしいクッキーが
さあ食べて話してもりあがろー！と思うと　オーナーが間髪いれず大声で登場　衣装を必ず着せられる
料理が一段落すると水パイプもある　肺に吸い込みすぎると中毒になるらしいんだけど　香りを楽しむのにはおもしろい経験かも
ちなみに私たちのもとに運ばれてきたのはグレープ味　おいしい（？）かったけどビビリな私はあまりうまく吸えなかった

食べるのに夢中で写真が全然なかった…

ところで　イラン料理は概しておいしいです
どうしても野菜が現地のものと違うので　まったく同じ味は出せない、ということだったけど
これでもかというほど運ばれてくるクッキーも　実はすごくおいしい！特に私が気に入ったのは、クッキーじゃないけど同じデザートで、オーナー曰く“イランのういろう”。
バジルの種とローズウオーターが入っているという、プルプルしたそのデザートはとっても美味だった！！
六本木の店で出てくるデザートは正直全然食べられないから…ごめんなさい（涙）

残念ながらこの日はダンスショーはなかったのだけど　そんな日はまたさらに盛り上がるのだろうなぁ…
友達と話すのには適しませんが　雰囲気や料理だけを楽しみたいなら　経験としてお勧めです

帰り道　日暮里駅でおもしろいものを見た

職員さんがガムテープとカッターと自分の手だけで作っているこの案内文字、“修悦体”（ご本人のお名前から）は　知る人ぞ知る作品集
海外でも話題となっていて　ちょっとした、いや、大したアートなんです！！
改装期間中しか見られないのでお見逃しなく！