憧れの地へ!UKの旅-2日目:11/27

ふみしめる


いきなりメインイベントの1つ!8時のバスでLiverpoolへ行きます!!


イギリスの冬の夜は長い 夜は16時から始まり 朝8時頃まで明けることはない
でもここでも温暖化なのか 驚くほど暖かい


Victoria Coach StationでNational Expressに乗ってLiverpoolへ向かう(なんじゃそりゃ)
途中電車の駅のスタンドにKrispy Kremeがあるのを発見 日本とは違って周囲でこの店に目を向ける人はだーれもいません
そりゃそうだ
昨日行ったTESCOの一角にもぽつーんとあったよ、このドーナツ
びっくりするほど行列作ってびっくりするほど買い込むのは日本人だけなんだって
と ぶつぶつ思いながら2個買う
はっはっはっ
お金のないNY生活での思い出の味の1つなんです 

早朝のvictoria Station


coach stationへ行くと他にも売店がたくさんあった
ほとんどのお店で売っていたのはデニッシュのたぐいとサモサ
これが大好きなおっとさん 早速1つお買いあげ 何より安い! そして美味かった!
結局この旅中 ここに来る日は毎日サモサを買っていました


定刻ぴったりにバスは出発
5時間の長旅だけど ドライバーの交替以外に休憩時間はなかった WC付きだからかな 苦にはならないけど
途中Stoke-on-Trentで賑やかな若者を降ろした後でハイウェイを走っていたところ 一般車ともめた二人目のドライバー なんとプチカーチェイスのようになってハラハラしたわ 相手は中指立てて応戦するし(-_-;) どっちが応戦なのかは知らないけどシートベルトを締め直してしまった

正面に敵がいる!!


曇り空のLiverpoolに定刻通りに到着
早速明日の電車のチケットを買いにLime Street Stationへ行く
既に日本で予約していたので発券するだけなのだけど 実際どうなることか少し緊張
インフォみたいな部屋の中にticketing machineなるものがある わかりやすーいマシンでわかりやすーい方法 あっという間に発券された ひと安心♪


今日のお宿のFormule 1は地球の歩き方にも載っている安宿
港の近くにあるので南下しようと歩き出すと ショッピングセンターのある賑やかな通りに出た
と いきなりホットドッグ屋発見! しかも1.4GBPと書いてあるので迷わず買う
NYのそれと比べると倍くらいの大きさ しかもオニオン入り ま、値段も倍以上なんですけど
お味はというと…どうもソーセージがまずい いや食べられるけどどこかおかしい とにかくふにゃふにゃなのです
後で聞いた話だけど イギリスのソーセージは色々なものが含まれているとか…(汗)
とはいえ お腹が減っていたので2人であっという間に完食 再び宿へ向かって南下

感じのいいおじさんでした


メインストリートらしき賑やかなところを抜けると どこもかしこも工事だらけになる
これで少し戸惑ってしまったけど なんとか到着 ふつーのビジネスホテルというか ホテル
工事関係者の出入りが多いので こうした人々の宿泊地になっているのだと思われる
着いたのが13:30くらいだったんだけど 15時のチェックインまで入れないと言われてしまったので 荷物を預けて再び出発


近くのParadise St.から出るバスで郊外へ行こうと思ったら 工事中でどこにあるのかわからない
うろうろしていたら大きなバスターミナルに着いたので“しめた!”と思ったら お目当てのバスがない
すぐそばにインフォがあったので聞いてみると 場所が全然違うところに変わっていた!!
Penny Laneへ自力で行く人は、St. John's Shopping Center横のバス停からたくさんバスが出ているので そこへ行きましょう
歩き方には1〜2個しか出ていないけど、Penny Laneへ行くバスは結構あります ちなみに一番多いのは86とその仲間達 運良く76/77あたりが来た人は一気にStrawberry Fieldに行けます


降りる場所がわからないので バスのドライバーさんに「Penny Laneで教えて」とお願いしていたのだけど 降りる場所が近づいてきたら乗車していた年配の女性が「Penny Laneに行きたいのなら次よ」って優しく教えてくれた 結局ドライバーさんも声をかけてくれて ほのぼのした気持ちでバスを降りる
イギリスの人は皆優しいなぁ


昼には曇っていた空も Penny Laneで降りた頃にはほのかに陽が射しだした
実感がないながら 角に"Sgt.Pepper”なんて書かれた建物があるのを見て途端にドキドキしてくる
ひぇ〜…
 
あたし、本当に来てるよ〜… 嬉しいのを通り越して頭が真っ白になってきた
と 目に入ったのは あの床屋の看板

私が思うに 床屋はAllerton Rdを挟んでPenny Laneの向かい側なのでChurch St.だと思うんだけど とにかくあったのよあったのよ
なんだか恥ずかしくて写真もなかなか撮れない(夢中で撮った唯一の↑) 人生で最初で最後の日になるかもしれないのにね
でも ここに足をつけていることだけでももう十分だったりして 夕焼けにたたずむPenny Laneを見るだけですっかり満足なのかも


ラウンドアバウトもここね なんて確認しながらいよいよPenny Laneを歩く
っていっても観光地とは無縁の ひっそりとした通りだ 私たち以外は誰も歩いていない
ただただ住宅が建ち並ぶ 静かな通り

途中“Millennium Green”なんておもしろい空き地があったりして しばらくのんびりお散歩
やがて現れるDovedale st.を曲がると ジョンとジョージが通った小学校が出てくる 今でも使われているのかわからない教会の前の 住宅地の狭間に 今もinfant schoolとして残っていた
それから50年以上の月日が… なんて


なにせ着いたのが遅かったのでね あまりのんびりはしていられないのです
地元で手に入れたパンフレットを見て Strawberry Fieldへと向かうバスを待っていたのだけど なかなか現れない
歩いても2〜3キロだろうと見込んで歩くことにした Menlove Avenueは大きな通りだけど 周囲は住宅街でこれまたひっそりとしている
並木道なので一面落ち葉の通りを 落ち葉を踏みしめながらひたすら歩く
やっとの思いでたどり着いた Beacons field Rd.。ちょうど下校時刻と重なって 紫色の制服を着た子ども達がちらほら見えてくる 車も多くなってきたのはお迎えかな 
とても狭い片側一車線の通りを少し上ったところでそれは突然現れました
先の信号がなかなか変わってくれないもんだから すごく人目が気になったStrawberry Field 
ひっそりと小さくたたずんでいた 先にはもう何もない
ツアーの人々はどうやってここで群がれるんだろう ってくらいに狭い一角だった


この通りをさらに上っていけば St. Peter's churchなんかが出てくるんだけど もう日没でタイムアップ
残念だけど ここまで来られたことで胸がいっぱいなのも確か
なんだか照れくさいような まだふわふわした思いでWooltonを後にする


もちろん“マジカル・ミステリー・ツアー”で行けばもりもり盛りだくさんで全てを網羅できたんだけど Menlove Avenueを歩くことはおろか ひっそりとした雰囲気を感じることも お散歩なんてこともできなかったのだから 
もともとツアー参加は選択肢になかったものの あらためて忙しいながらいい一日になったとじわじわ感じる


帰りは76番のバスで一気にセンターへ(これも歩き方には載っていなかった)
ちなみに 自力でバスを駆使する場合は、"SAVEWAY"という一日乗車券があるようです 私たちは知らなかった&結果的に歩いた&帰りは学生扱いにしてくれたので損はしなかったけど 片道1.4GBPかかるところ 一日2.4GBPで乗り放題になるのだから見逃せない
76番はダブルデッカーだった!この旅初の二階に乗車
どんどん暗くなるLiverpool郊外の街を見送る 暗くなる空に負けそうになる 


センターに戻った私たちはTESCOで夕飯の買い物をし 宿へ戻る
いつものメニューで食事をとり パブへ行く時間まで少し昼寝 何もないけどTVと洗面台はついているので便利
素敵か、と聞かれれば答えはNOだけど 必要十分な部屋 シャワーが共同の割に広くてきれいだしね
壁が薄いので外の音が少しうるさいくらいかな


20時前に再び外出 Mathew Streetへ
結局Cavern Pubに入った

人気もまばらで チューンナップをしているバンドが一組 
ビターで乾杯していたら徐々に人が増えてきた やっぱり出足は遅めだな
もう片づけていたのかと思ったおじさんバンドが 21時頃になって演奏を始めた
やっぱりビートルズで始めたものの すぐに他の曲となり 曲が云々というよりもとにかく満たされなかったのですぐに店を出た


少し小雨の降ってきた夜のLiverpoolは ひっそりとしていた