うるるんフィンランド−2日目(5/23)

びっくりするほど熟睡した私たち
外はまだ15度前後だけど セントラルヒーティングが通っている室内は常に25度前後と暖かい
目が覚めると既にとなりの部屋で 2人はコーヒーを飲みながらちいさ〜い音でTVを見て待っていてくれた
シャワーを浴びた後は かわいいテーブルセットで朝食
数種類のパンにたくさん並んだおかずを好きなようにのせて食べるのが朝食 おかずはハム、チーズ、野菜、パテ、サーモン、エビなど
ご飯の準備はおばあちゃんIrjaがするけど コーヒーをサーブしてくれるのはおじいちゃんのEino
作るところからおかわりまで 全てをEinoがします
お腹がとっても大きいのだけど 意外と身軽でとっても優しい いつも私に一番に入れてくれる
そんなささいなことも 私たちにとっては大きな発見であり勉強である


土曜日にエストニアのサマーハウスに行くことになった私たち
今日はそのチケットを買いがてら Tapiolaというところまでバスでお出かけ
家の前は緑が広がり 空にはきれいな青空 背の高い木々が体を揺らしてお出迎え 葉を揺らす以外に音のない静かな朝 あぁなんて気持ちいいのだ


バス停に着くとIrjaは色々な人とお話を始める
待っている人ともバスを降りてくる人とも Eino曰く、いつもこうして誰とでも話しをするのが好きなんだとか


バスに10分ほど乗ってTapiolaに到着
大きなショッピングセンターがメインだけど そこの一角に素敵な建築のホールもある
ポストカードがあるくらいだから 結構大きな街なのでしょう
フェリーのチケットを買い ぶらぶらお散歩 お散歩のとき Einoはいつも一番最後を歩く 必ず
歩いていると 出店を発見 スナックを売っている
Irjaに続いてのぞいてみると わさびでコーティングされた緑豆やシンプルなおせんべいもある
日本のお菓子だよ、とお店の人が言うとIrjaはその中からわさびの豆とベリーを買った


別のショッピングセンターへバスで移動
フィンランドのバスは ベビーカーと一緒に乗ると無料になる
子供は降り際に元気に「Kiitos!(ありがとう!)」と挨拶 うーん素晴らしい


ショッピングセンターでまず向かったのはカフェ
お茶するのか〜と思いきや 出てきたのは1パイントのビールx4
お昼から1パイント!!と驚きと嬉しいのと 
天気がいいのでテラス席で飲む さっき買ったわさび豆とベリーをつまみに わさび豆の辛さに二人とも最初は目を丸くしたけれど それがやみつきになったらしく手がとまらなくなっていた

手前は早速購入したFinnish-English辞書


気分よく酔っぱらった私たちを引き連れて 二人はスーパーマーケットでお買い物
主導権を握るのは完全にIrja 見ていて気持ちいいくらい迷いなくかごに入れていく お財布を握るのもIrjaで Einoがお金を払っているシーンは旅中一度もなかった
荷物を持つのはEinoと私たちメイン もちろんMy Bags持参です たくさん買うのでたくさん持っています


スーパーの後はこれから毎日通うことになる酒屋Alkoへ
酒屋やスーパーの入り口には必ずというほどリサイクルマシーンがある
ボトルを入れると自動的にブランドや大きさを判別し、お金に換算する これがなかなかのもので 1.5リットルくらいのものを4本くらい返せばあっという間に200円くらいになる

もちろん返すだけではありません しっかりとワインなどを数本買いました


家へ帰ると食事の準備
15時ころですが結局これがランチでもありディナーにもなる メインの食事です
Irjaがかわいくナプキンをお花の形にセットし ポテトをゆでて フィレ肉の煮込みをつくってくれた
Irjaはまな板を使わない 小さいナイフで器用に野菜を切っていきます
後は朝食と同じようなメニューでいただきます
お酒はビールからワイン、コニャックと続く 2年前からわかっていたけど やっぱりお酒が好きな二人らしい


お土産に買ってきた宮脇賣扇庵の扇子を渡したり 食事をしながら団らんの時間をひとしきり楽しんでもまだ外は明るい
夕方になり 公園で子供たちが遊びだした
北欧の人々は透き通るような肌の色をしていて 特に子供は妖精のよう(見たことないけど)
明るい色の洋服を来て 公園の芝生の上をはね回って遊んでる
そんな風景を見ていると 自分がまるで夢を見ているんじゃないかという錯覚におちいる
こんな暖かい家で フィンランドの大地と空の間で 驚くほど身も心もゆったりとした時間を過ごしている自分が


夜 夢中で折り紙を折っていたら気分が悪くなった
さすがに飲み過ぎだって〜(涙)