旅タイ−9日目(1/30)

ホアヒンで

予定通り 朝日が水平線から昇るのを見たい!と寝ぼけ眼でビーチへ
だんだんと空が赤く染まっていくのに 肝心の太陽は現れない
屋台でコーヒーを飲んで過ごすこと約30分 ようやく顔を出した!
残念ながら水平線より15センチほど上からしか見られなかったが みるみるとオレンジ色に輝き出すその姿は “お〜〜っ”ってそのものよ


今朝の朝食はおかゆにチャレンジ が、なかなか通じなくて苦戦!
なんとかありつくことができた シンプルでおいしかった


太陽が十分にのぼったころ 部屋から見た外の景色はおだやか これは海日和!!と期待を込めて再びビーチへ
。。。が同じだった(涙)
結局バスタオルをかぶりながら 本を読んで午前中を過ごす
揚げ物を売っているおばちゃんで 少しだけど日本語を話せる人がいて談笑
平日のチャ・アムはほんっとに人が少なくて 売り子さんも暇そうなのです


ランチを終え あきらめムードの中にもあきらめられない二人
まずはおっとさんが動いた! どうやら入ってしまえば意外と寒くないらしく 波とたわむれている
浮き輪を借りて いよいよ私も!!
ほんの数十分でしたが 荒波にもまれ 幾度も流されながら タイの海を「大」満喫したのでした


シャワーを浴び 本日はホアヒンへ繰り出す
ホアヒンへ行くバス停はビーチから少し離れたところにあるため モーターサイで行く
数人の若者と外国人がバスを待っている 若者の持っていたスポーツバッグには なんとも意味不明な日本語が
まるでスーパーのチラシの一部を切り取ったみたいな セール告知の一文でした。。。誰かチェックしてよっ!
バスはほどなくしてやってきた この旅初のノンエアコンバス!待ってました!!
運転席のすぐ後ろに腰掛ける 大人二人では少し狭いくらいの広さ
ノンエアコンでも車掌がしっかりいる 料金を受け取ると 開け放した入り口から身を乗り出しながら午後の仕事を楽しんでいるみたい
外は暑いけど 窓も全開なので 思ったほど暑くない
途中学校帰りの子どもたちを乗せたり降ろしたりしながら のんびりと進んでいくバス
と、事件は起きた!!
子どもを降ろした後 再出発で加速しようとしたバスの目の前を 反対車線からUターンしてきたバイクが数台
その一台が突然横転!! 思わずドライバーもハンドルを回転させたが 幸いバスが加速する前だったこと、バイクがうまいこと路肩に滑っていったことで大事にはいたらなかった
あー でも一歩間違えれば大惨事を目の当たりにするところだった。。。笑い事ですんでほんとによかったよ、と胸をなで下ろす


30分ほどしてバスはホアヒンに到着
あまりにもチャ・アムと違う景色 交通量の多さにしばし呆然
しばらく歩くと景色が変わり 再びリゾートっぽいにおいがしてきた
シェラトンだかヒルトンだか 高いホテルがあってまさにリゾート GHなんてあるのかしら?と思うくらい
外国人にはさぞかし過ごしやすいビーチだろうな でもこれでタイにいる気分を味わえるのかしら?あっ ビーチであればいいのかっ なんて思いを巡らせながら しばし散歩
レストランもGHも トイレまでもがチャ・アムより高い あらためてチャ・アムで良かったと思う


が、ここホアヒンにはムエタイがあるらしい
しかも今日はちょうど試合がある日だって 早速その場所を探してみる
ほどなくしてスタジアム(というほどの広さではないが)が見つかった 近づくと日本語で話してくる陽気なおじさんがっ!
どうやらとっても有名らしいこのオーナーは 日本でも試合をするなど結構な親日家 日本で撮った写真もたくさん見せてくれた 特等の席でも400THBなんて、バンコクでのことを思えば夢のような話!
チャ・アムへの帰り方まで相談にのってくれて すっかり上機嫌の私たちは特等席を予約していったん彼とお別れした 試合は21時からだ


ジェラートを食べて一休みし 鉄道駅まで足を伸ばす 駅舎が有名だということで行ってみたけれど それほどのものではなかった
ただ ちょうど列車がくる時間だったようで 近くの食堂から若者が数人、肩に大きなお盆とその上になにやらヌードルをのせてやってきた 列車が止まるわずかな時間で麺は完売 みんな楽しみにしていたんだろうな いい景色を見ることができた


マーケットへ行ったりインターネットカフェへ行ったりして暗くなるのを待ち 夕飯はにぎやかなナイトバザールの一角にあった屋外の食堂でシーフードを堪能
日本人も含め色々な国の人がいて ちょっと驚く
さらに驚いたのはそのナイトバザールだ
バザールの脇は所狭しとシーフードレストランが並んでいるが どこもかしこも100%外国人 しかも白人ばっかり
料理は値段もボリュームもはんぱない 自分がどこにいるのかを忘れてしまいそうだった
いくつかおみやげを買い デザートのマンゴーを買ったりもしていよいよムエタイ


ムエタイの会場そばにはいくつかピンクなお店が
店の前にはたくさんのお姉さん 中をのぞけば鼻の下がのびきった男性たち
私がいるのもかまわず 女性たちはおっとさんに笑顔をふりまく 私がどきどきするって


会場にはすでにたくさんの外国人が 1フリードリンクつきで アルコールもある とっても礼儀正しい少年がサーブしてくれる中 ビールを頂いて席に着く
いよいよ始まろうとする頃 席のない席に老若男女たくさんのタイ人が集まってきた たくさんの声が飛び交っている そうだ賭けてるんだ 興味津々でのぞき込むおっとさんに「賭けるか?」と声をかけてくる
仲介をしていると思われるその人が自分たちよりずっとずっと若いんだから驚きよ
お金がかかっているから見るのも真剣だ 


メントールの香りが漂う中 おごそかとも言える雰囲気で5試合各5ラウンドの試合が始まった
始めは14歳の男の子たちからだ
幼いとはいえ迫力はある 目の前でKOを見るとさすがに興奮する
1試合は女の子たちだった 男性ほどではないものの やはり力強い 
メインの試合はさすがに好ゲーム スピードも重さも全然違う 思わず手に汗にぎって声を出していた


あっという間の2H 喫煙可だったのがちょっと辛かったけど でも本当におもしろかった!
帰り際 さっきのオーナーがレフリーの1人に声をかけてくれて 私たちをチャ・アム行きのバスが出るバス停まで乗せていってくれることに
ホアヒンへ行く機会があったら是非是非このスタジアムに足を運んで欲しい!!
THAI BOXING GARDEN
20/23 POLLSUK RD. HUA-HIN PRACHUBKIRIKUN 77110
TEL:032-515269
※毎週火曜と土曜の21:00〜試合があります
※当日ちょっと早めに行くとチケットを購入できます もちろん21:00頃でも大丈夫だと思いますが、特等席はないかも
特等席と普通席の差は50〜100THBくらいでした


GHに戻ったのは0時過ぎ
大満喫の夜でした