旅タイ−10日目&Final(1/31)

ばんこくよ

8AMのバスでチャ・アムを出発 バンコクへ向かう
途中 大きな道の駅みたいなところで停車 トイレ休憩かと思いきや なんとドライバーの朝食タイム!!
こんなこともあるのか・・・と 私たちも含めた外国人乗客は唖然
大きなビュッフェスタイルの食堂(タイの典型的な朝食スタイルらしいです)があって たくさんの小中学生が朝食をとっている 外にはフルーツや乾物、おみやげなどを売るお店がずらり
おなかいっぱいで満足そうなドライバーが帰ってきて再び出発
最初にスコータイへ行くときからそうでしたが タイのバスで流れるDVDはことごとくえぐい
とにかく「キャー!!」「オエーッ!!」といった悲鳴をあげているか血がとびちってるか 終始そんな感じの内容 しかもタイ語だから全くわからん


帰りはスムーズにバンコクへ到着
最後の一日は 初日と同じGH「ETC」をねらう
日中は1Fの旅行会社でチェックインをするらしく 入ると陽気なおじさんがいた
英語は完璧だし とても親切だしで つくづくいいところだなぁと思う あいにく初日と同じシャワー付きの部屋は空いていなかったのだけど 広いし必要十分な部屋だ それに安い!二人で260THBなんて チャ・アムの半分だもの
親切なスタッフのおじさんは 実は日本語もいけるらしく 日本人のおっさんのわかりづらーい日本語に丁寧に応対していた
日本語できるんじゃない!と言ったら 「たくさんの言葉を話せればたくさんの人と知り合うことができるから独学で頑張ってるんだ。子どもにも勧めてる」って ごもっともでございます
独学なのに上手!


GHの横に小さいけど流行っている食堂があった おばちゃんがせっせと作り、接客するその食堂は ランチタイムだということもあってかひっきりなしにお客さんがやってくる
これなら間違いない!と紛れて入って あれやこれやとご飯にのっけてもらう とろとろに溶けたお肉とか 野菜炒めとか やっぱり間違いなかった
食後は散歩がてら近辺を歩いてみることに
大通りに出ると 狭い通りに屋台と人がひしめきあって まるで竹下通りみたい
他の街では見られなかった都会らしいスイーツとか もちろん見慣れたお食事も なんでもある
最後だからと懐もゆるむ二人は 「食べたい!」という直感で次々と買い 食べた


GHに戻って少し休み 再び外出
まずはBTS水上バスを乗り継いでワット・ポーへ
乗り物好きとしてはたまらないメニュー で満喫しすぎて乗り越す
水上バスで降り忘れてしまった(汗)


ワット・ポーはさすが たくさんの人でにぎわっている
ほんとだー 写真で見ていた通りにおっきいー寝釈迦が微笑んでいた

そして目に入るは もう一人のおっきいー人



一部工事中だった本堂にも入ることができ 満足した私たちは 徒歩でチャイナタウンへ向かうことに
が これが間違いだった
バンコクの排ガスを甘くみていたようだ すっごい空気にあっという間に頭がくらくらしてくる
タオルをあてても暑さと排ガスで気分は悪くなる一方 しかもチャイナタウンが遠い
やっと着いたものの 魅力的な街とはかけ離れていて 欲しい物もなさそうだし(台湾の茶器だけは安く購入できた!) とにかく早くこの空気から脱したい その一心で再び歩き出す


何度もくじけそうになりながら ようやくフアランポーン駅に到着
なんてこった ここまでを反省して少し休憩をとる
今日もたくさんの外国人や地元の人がここから北へ南と旅立っていく
最初にここに来たときは自分のことで精一杯だったな 


駅でのおやつタイムを終えてから地下鉄で再び中心部へ
おみやげを買いたかったんだけど 有名と言われる店には欲しい物はいっこもない
やっぱりバザールだわ!と決めて 夕食をとりにMBKへ向かう 途中ゴーゴーバーの並ぶパッポン通りをのぞき見
まだ時間も早いからか お店は開け放され 前でお姉さんたちが化粧をしながら晩ご飯を食べている そんな姿は色気も素っ気もなく うーん それでいいのかしら。。。?と思ったが 
ここに来るまでは ネオンがぎらぎらしていていかにもな入りづらい通りをイメージしていたが 通りの真ん中はちょっとしたバザールのようにお店が並んでいて 全然違った 歩きやすいのはいいけど なんでもありなんだな。。。


MBKで夕食をとろうと決めたのは やっぱり最後にもう一度ソムタムを食べたかったから
食べ残したものがないように 好きな物を好きなだけ頂いて大満足♪


MBKは初日のサイゴンよりも庶民的なショッピングセンターということもあり お店も庶民的 何かいいおみやげがあるかと見ていると バザールで売っているものがバザールよりも安いぢゃないかっっ
これはこれは、と時間ぎりぎりまで値切りあって それでもバザールへ行く


今日のルンピニーも初日と全然変わらない
でも確実に時は過ぎていて 今日ここにいる自分は10日前の自分とは違って 10日後にはもうここに自分はいない でもこの場所も お店も あのときと変わらないんだよな なんて

ひとしきり見、歩いて ビールで乾杯して 観覧車を眺めてバザールを後にする
今宵の締めくくりも GHのそばの屋台でバミー・ナームで 最後まで屋台にはお世話になりました




翌朝、5:30にチェックアウトし タクシーで空港へ


空いているから30分そこそこで着いた
出国手続きをするゲートには たくさんの悲しい別れが待っていた
外国人の彼とタイの彼女との 楽しいひとときを過ごしたあとの 悲しい別れ
いろんなつきあい方があるんだろうけど 男性が本気で悲しそうな涙を流しているのを目の当たりにしたとき その涙の後ろにある様々な情景が映し出されたような気がして 複雑な思いになった


また、心に残る旅をした