映画を見た59/硫黄島からの手紙

はれたひでも

硫黄島からの手紙


タイへ旅行した際に 機内映画で「父親たちの星条旗」を見た
着陸してしまい 最後まで見られなかったことを悔しがるくらい 最後まで見たいと思った映画だった
そのときに 「硫黄島からの手紙」を見ようと思った
コンセプトにもあるとおり 今回は両方を見ることに意義があるのだろう ならば見なければ と思った


結果は「悔しい」の一言です
なんでこうも違うのだ?! 
硫黄島・・・」は何のための映画だったのだろうか
ちょっとずつ あれやこれやと手を出して 結局中身がうすっぺらいまんま
セリフも動きも研究不足?え?そのセリフの意味はなに?何が言いたくてそんなセリフ??
キャスティングにしてもちょっとテキトーすぎないか
「父親・・・」たちがよかったのは 硫黄島での出来事を通じて戦争の本質的な問題を提議するように描かれていたから そこには簡単に「痛い」「苦しい」「幸せ」「平和」なんて言葉は口を突けない何かが感じられたから


怖いのは綺麗事のように描かれること
ヒーロー、ヒロイン的な内容で描くようなトピックではないはずだと思うから
簡単に受け流していってしまう人が一人でも減るようにつくってほしいものだ