美術めぐり22

仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り


「見仏記」を愛読していたのがつい最近
しかも1本の木を彫って作られた仏なんて! と楽しみにしていました
つい一昨日の日曜美術館でこの展示について取り扱っていたので、混んでいるのではないかと恐る恐る行ってみたら やはり混んでいた
というか、平日だというのに上野そのものが混んでいた


たった40体なのですが、見ごたえたっぷり!
大きさに限界があるものの 「本当に木?!」と目をこすりたくなる巧みな技術に思わず口が。。。
指の腹や腹部のぽっちゃりした曲線が見事なまでに表現されていた
美について 今回も学ばせていただきました


妻有でも思った 木の偉大さ
あれらの前にたつと 私なんて本当にちっぽけで すべてを見透かされたすかっすかなものに思える
そしてぶるぶるっとして また前進できるようになる