秋の長雨

みらいで迎える朝

寝ても覚めても雨の音
新潟を訪れたときも雨だった がっかりしていると地元のおばちゃんに「私たちにとっては恵みの雨なの。ごめんなさいね」と笑顔で言われ、はっとした
それから、土と草と雨の入り混じった匂いと 雲間から除く晴れ間を少し楽しめるようになった


東京に戻り、アスファルトに混ざった雨の匂いに戻る
子どもの頃からなじみのある なつかしい匂い
階段でこけて あざだらけになって やっぱり雨に喜べない自分に戻ってしまった