美術めぐり17

いよいよ終了間近!
藤田嗣治展


混雑とはいえ、ゴッホ展のようには・・・と考えた自分達が甘かった!
さすがにあれだけTVや新聞などいたるところで露出があったらね。。
10時をちょっと過ぎたくらいに到着した我々の目の前に広がる人人人!
チケットも買わずに来た私達って…


とはいえ、流れはよく、ほどなくして入館できた。
午後になったらその倍以上もの行列だったので、早めに行くのは必至です
案の定展示室内も人の渦で 全てを近くで見ることは出来ないが
大切な石膏の質感や 筆の繊細なタッチなど要所要所でずりずりと入り込んで見られたので満足


なんといっても私の中の大きな目玉は戦争画
一枚の大きな画の中に吹き込まれた多くの現実や思い
苦しみ憎しみ悲しみ狂い戦い信じ失望
戦争を体験した人もそうでない人も これらから感じることはたくさんあったろう


村上隆が言うには
今でも海外で活躍する芸術家に対する日本人の冷ややかなまなざしはあるらしい
その嫉妬心を自分のやる気に変えて 日本人全体が盛り上がって欲しいものだ