映画を見た105/イングロリアス・バスターズ
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/05/12
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タランティーノ作品
フランスに駐留するナチス軍、迫害されるユダヤ人、ナチス軍を忌み嫌うアメリカの"イングロリアス・バスターズ"
家族を惨殺されながら生き抜いたユダヤ人の少女がフランス人として映画館の経営をしていた
彼女にナチス軍の英雄と言われる若者が恋をし それがもとで小さな彼女の映画館がナチス軍映画のプレミア上映会場となる
彼女はその日 復讐する
一方 ナチス軍をつぶそうとする"イングロリアス・バスターズ"も 別の手段でここを潰そうと企てる
非常にシリアスなテーマでありながら タランティーノ色がそこかしこにちりばめられ ぷぷっとしちゃうシーンも少なくない
テーマの扱い方が上手だなぁと感心
圧巻だったのは
すりかえられた映画の最後のシーン
とても美しく とても恐ろしく とても悲しい
悲痛な笑いが炎に巻かれていくのを見ていると 言いようのない気持ちになった