本を読んだ52/ダンス・ダンス・ダンス

おどりつづけろ



ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)


はぁ〜っ
が読み終えた最初の一言


とにもかくにも村上ワールドにすっかり入り込んだ数ヶ月でした
読むときはたいてい電車の中なのだけど、本をしまい歩き出して数分、自分で自分の歩く姿に村上口調でナレーションをつけているようになるのです


過去に宿泊した札幌の「いるかホテル」に戻ると そこは姿形のまったくちがう「ドルフィンホテル」になっていた
なぜ中途半端な変貌ぶりなのか ホテルの関係者に尋ねると逆に怪しまれる 
怪しい理由なのか
そしてそこから様々な人との様々な展開があって…


ミステリーありロマンスあり世情も盛り込まれた次々とページをめくりたくなる作品
ちょっと時代が古いのもおもしろい
まさに人生の“ダンス”にひきこまれてしまったような そんな気持ちでした
テンポがいいね 最後にがくっと足がとまる感じとか


な〜んか
さっぱり意味のわからない感想に思われるかも
あやしいと思ったら読んでみてください