本を読んだ19/ライ麦畑でつかまえて

セントラルパークの木馬

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)


何を今更…って思ってる?
でもそのとき読んだのと今読むのでは思うことも理解することも全然違うってことがあるからね
そんなことをしみじみ思いながら読んだ 
前に読んだときは結構読みづらかった なんかホールデンの言ってることがあまり頭に入らなかった
でも今回は全然違ってた ページを開くとぐーっと彼の世界に吸い込まれていく感じ
それは自分があの景色を思い浮かべながら読めるようになってることや 共感、とまではいかなくても理解できることがあまりにもたくさんあったからか
私の思春期は 人に寄り添うことも多く 必死になってることも多く あんまり客観的に過ごせなかった
だけどこんな風に当時から色々考えることができたのなら… 当事者はそりゃ辛いと思うけど
これを読んでからセントラルパーク周辺を歩いてみたらいい またその逆でもいい


年末に見たチャプター27は、今思えばこの本の引用がそりゃ多かったんだ