うるるんフィンランド−5日目(5/26)

Saaremaaへ

早朝に目覚めると 雨が降っていた
Espooとお別れし いざ、EstoniaのSaaremaa島へ!
Lailaも窓から手を振ってくれた


週末とあってか 高速フェリーはかなり混雑していた
フィンランドエストニアを結ぶ船は 通常のフェリーで3.5H 高速船だと100分
値段はさして変わらないが 内容は結構違う
通常のフェリーだとのんびりしている分音楽&ダンスあり、ビンゴ大会あり、とお楽しみが多く そのためにクルージングだけを楽しむ人も多く乗船している
一方の高速船は やはり現地に目的があって一刻も早く到着したい人向け
いずれにしてもほとんど揺れず 快適なのには変わらない
フィンランドエストニアの場合、物価がたいそう違うので、お酒などをたんまり買い込みに行く目的の人も多いみたい

フェリーを降りると 二人の知り合いのタクシードライバー、プリートが待っていた
送迎はお願いしているんだけれど 長いつきあいということでか メーターはつけない
代わりにお礼代としていくらか渡しているみたいだった
それにしてもタリンからSaaremaa島までは遠い タクシー&フェリーでざっと3H強はかかる
さらに島を入ってからも1Hくらいかかってようやく目的のKuressaareに着く
さぞかし大変だろうと思うけど 二人&プリートは終始話すことに事欠かないらしく 楽しそう
一方の私たちはうとうとと居眠りをする(汗)
それにしても Kuressaareまでの道中のなんと美しいこと!
タンポポや菜の花が咲き乱れ 左も右も黄色いじゅうたんのよう 古いれんがづくりの一軒家がぽつんぽつんと現れては消えていくその景色は まるで絵本の世界みたいだった


Saaremaa島に着いた頃には陽射しも出て だいぶ気温もあがってきた
周囲も薄着の人が多い
現地のスーパーで早速買い物をし いよいよコテージへ!
少しずつ家も人も減り やがて緑ばかりになったとき その家が現れました


一度だけ写真で見たことのあるそのコテージは ひろーい敷地にかわいらしくぽつんと立っている
敷地にはサウナ小屋とゲストハウス(今は物置小屋)も
決して広くはないけれど 生活には必要十分な空間 むしろ広すぎずなんでも手の届く範囲にある家は心地良いくらい
これまた小さな屋根裏部屋にはかわいいベッドが3つ 一つはLaila用に作ったらしい
私たちはこのかわいい屋根裏部屋で寝かしてもらうことに


ただただ緑の香りと鳥の鳴き声に包まれたこのコテージで過ごせるのかと思うと胸がしきりに躍る
何度も何度もぐるぐるぐるぐると散歩を重ね 大きな蚊に刺されてもめげず この空気を抱えきれないくらい吸う
到着を祝い乾杯し ご飯を食べて落ち着いたら あっという間に眠くなってしまった
夢のような世界から 本当の夢の世界へ