One Day Trip/長野

花満開の長野県へ

やっと晴れたこの日は　降り続いた雨の影響か遠くの山々がかすんでいる
道の駅で群がる鯉のぼりがお出迎え
各家々でも　東京ではなかなか見られないような大きな鯉のぼりがのぼってる
東京ではもうずっと昔に散った桜も　こっちでは今が見頃　他にもたくさんの花が庭先に　路肩に咲いている

20年ぶりくらいに訪れた清里
昔の華やかな印象はみじんもない　昔はパステルカラーだった店の屋根も
何色か見分けがつかないくらいあせている　少し走れば廃墟にあたる
平日ということもあるだろうけど　軽井沢と清里　あんなに似ていたリゾート地は明暗をわけた

物憂げな牧場地帯を通り抜け　佐久市で名物だといわれる鯉の料理を食べる
“鯉のあらい”は昔食べた記憶がある
でも佐久のあらいは酢みそではなくわさび醤油で食べるらしい
たっぷり待たされた末に出てきた定食は　うまいのなんのって！
こりこりとした食感　白身っぽいさっぱりとした食べやすさ
小鉢なんかも手を抜かない

追加で頼んだ鯉こく（鯉のあらのような部分が入ったみそ汁のような）と唐揚げ（名前は忘れた）がこれまた絶品！！
特に鯉こくは　あらいとは全然違って身がとろとろでぷりぷりで甘くておいしい〜っっ
あっという間に完食の　大満足のランチでした

ドライブは続く
真冬は通行止めだった麦草峠　中に白駒池がある
林の中をちょっと歩くと出てくるのだが　まだこの辺は雪がしっかり残っていて　今日の東京からは想像もできないくらい寒い
小雪がちらつく中　雪道をひたすら進むこと約１キロ、やっと見えてきました！

まだ雪に覆われた池　フィンランドで見た湖のようだった

凍えた体をあっためるために入ったのは近くの麦草ヒュッテ
おいしいコーヒーを飲みながら　スタッフの人としばし歓談
通行止めになるにも関わらず通年営業しているこのロッジでは　通行止めの間、宿泊者をスノーモービルで迎えに来てくれるそう
怪我でもしない限りそうそう乗れないスノーモービルに乗れるなんて！と目が輝いた
どんな季節でも　360度大自然に囲まれたこのお宿なら　素敵な思い出がつくれるに違いない

冬と春のはざまの長野
次は緑の生い茂った季節にまた感動したい