One day trip in 八ヶ岳

ある冬の日のこと 東京から数10分走るともう 目の前にかすかに雪をかぶった山々が広がる

今日はあの向こうへ行くんだわ♪ と心が躍る
それにしても 天気がいいからと甘く見ていたかも 手前のSAで既に寒い あいにく風が強い日みたい


山は雪をかぶっていたけど その量はほんのわずか
案の定 高速を下りても路面に雪は皆無だった


向かうはピラタスロープウェイ
山道に入ってようやく雪が出てきたものの うーん 2月の景色じゃないよなあ
・・・と思っていたが やはりロープウェイの入り口は景色が違う そして何より気温が全然違う!
慌てて着込んでいざ!


一応ゲレンデになっているようで ほんのわずかだけどスキーやボードをする人々もいた
でもやっぱり頂上で写真を撮ったり 雪山登山をする人が多い だからロープウェイを下りてくる人も多かった
乗り口にある頂上の情報をみると なんとマイナス13℃!!(だったと思う)


ロープウェイで上に進むごとに 天気はぐんぐん変わっていく
雲が厚く 風は横に

そして頂上に降り立つと ものすごい吹雪、というか強風でたっていられないくらい
凍りながら 凍りかけたカメラを手に 風向きに助けられながら冬のひとときを楽しむ
寒すぎて笑っちゃうくらいだったけど 雪山の美しさも怖さも少しだけど感じることができてかなりよかった


頂上の休憩場でコーヒーを飲みながら暖をとっていると お店のお姉さんが「今日は風が強くてもうすぐでロープウェイがとまっちゃうかもしれないから、早く下山した方がいいですよ」って
教えてもらわずに取り残されていたら。。。とぞっとしながら お礼を言って あっという間に下山
スノボで時々吹雪いた山に行ったことはあるけれど また全然違う感覚で 新鮮でした


事前に調べてくれた 諏訪湖の方のおいしそうなおそば屋さんに行こうと思ったが
今日はもう一つ サントリーの白州蒸留所へ見学に行きたかった
時間が足りないので 結局道の駅で遅いランチをとったけど 意外においしかった


工場の見学は無料で バスガイドのようなツアーガイドのお姉さんと一緒に 広い敷地をそれこそバスで移動しながらウイスキーのできるまでを説明してくれる
あいにく稼働はしていなかったので VTRをみながらの見学にはなったものの それぞれの行程をたっぷりの香りとともに楽しめた
最後には試飲会もあったりして 私は飲みませんでしたが 自然の多い なかなかいい場所でした


帰りは夕日を浴びた富士山を追いかけるようにドライブ
それはそれは美しかった


ああ やっぱり旅の思い出は すぐに書いた方がいい(反省)