旅タイ−6日目(1/27)

きゃぴきゃぴツアーに参加した日


8時フロント集合で一日ツアーに参加する
ちょっと早く出て GHの朝食を食べる 久々の洋朝食は トーストとバナナ、コーヒーで30THB タイはバナナがほんっとにおいしい!これから毎日バナナを探すことに


ツアーの参加者は 同じGHから他に6人いた 一人旅をしているという若いオーストラリア人の男性と席が隣り合わせたことをきっかけに 話しながら最初の目的地へ
彼は山梨の大学で一年間研究生として滞在していたことがあるらしい 教授ができない人だったこと 山梨ではなかなか動きづらかったこと 大阪や東京にも何度か行ったけど山梨とはずいぶんちがった などなど日本について色々話してくれた
今は会社を辞めて 半年かけてアジアからヨーロッパを経てスコットランドに向かうのだという 彼の旅はまだまだ始まったばかりだ


最初についたのは象が集まるところ
ここで私たち2人だけが象に乗る 他の人たちは象に乗らないのでここでお別れ

とっても背の高い象の背に乗ると見晴らしはいいけどちょっと怖い 背に括られた木の椅子が固くて 象が歩くたびに揺れて痛い 慣れるまでに時間がかかる
象と私たちは ゆっくりと30分くらいかな 十分に周囲を散歩した 途中川に入ったり 写真を撮ってくれたりと 優しいお兄さんと象と一緒でよかった

写真を撮ってくれようとお兄さんが象を降りると ハラっ・・・下半身の布が・・・ズボンが脱げちゃった
この後も何度か同じ事が起こり その都度「おおおおっっ」って自分で驚いているお兄さんが微笑ましかった


十分に満喫させて頂いた後は 少し離れたところからいかだに乗る さっきとは違うメンバーだ 日本人カップルもいた
ツアーのしおりでは"Rafting"とあったので なにやらアドベンチャー的なものを想像していたが、どっこい平和そのものといったのんびりしたいかだに乗り ふわふわ浮かびながらこれまた十分すぎるほど川を流されていった


次はそろそろランチかな?と思ったけどまだまだ 次は本日第二のメインイベントとも言えるエラワン滝のトレッキングに行くという ちょっとお腹へったな。。。と思いながら次のバスへ
ここでまた違うメンバーのバスに乗せてもらう
これがおもしろかった バンコクから日帰りで来ていたイスラエル人の集団の貸し切りバンに乗せてもらったんだけど 大盛り上がり!! Welcome!とひきこまれ あれやこれやと質問攻めにされるおっとさん
私は席が空いてなくて助手席に座ったため ひとまずドライバーさんやらと話していたけど にぎやかで楽しそうだった
集団の中に日本に住んでいたことのある人もいて 六本木ナイトライフのことなんかを日本語で話してくれていたらしい
ツアーはメニューが決まっているのだけど 突然「バンコクに早く帰りたい」だの「空港に連れて行って」だの ドライバーにもわがまま行って ドライバーはちょっと困っていた


滝では2時間のフリータイムをもらった
合計7つの滝を下から順に登っていく ほとんどの滝で泳ぐことができるからと みんな水着着用で来ていた
途中は急なところもあったりして登りがいがあるけど 子どももわんさか来ていて 万人が楽しめるところ もちろんタイ人の観光客も多い
結局7つめまでは行けず5つめで遊ぶことにした 地元の子どもたちもいて楽しそう
残念ながら私はこの時点で水着を持っていなかったので 荷物番兼写真撮影係に おっとさんが水に入ると さっそく魚に足を噛まれていた
水はにごった緑色をしている 相当冷たいらしく 地元っこもがたがた震えている
この一帯には野生の猿もいるらしく 地元の子の荷物をあさって 一時戦闘状態に
と、さっきのイスラエル人たちだ! 同じくここで泳ぐことに決めたらしい 彼らの荷物番を兼ねることになった私


ひとしきり楽しんだ後はようやくランチタイム!
お土産屋さんの一つの奥にある食堂で好きな物を一品頼む 果物と飲み物はツアー料金に含まれている
すでに来ていたグループが一組いたが 食事が口にあわないらしく まったく手をつけないどころか 何度もいやがるそぶりを見せている どうやら同じイスラエルの人なのか さっきの集団が来ると真っ先に「ご飯がまずい」なんてようなことを言う それを見て後から来た方はコーラとフライドポテトなんかを注文する 
と、先に来ていたグループが「まずいもん出してきたんだから 俺らにもただでポテトをよこせっ!」ときた
冗談じゃない 
英語のメニューも書いてあって 自分で選んで注文した食べ物を「まずい」と平気でつきかえしただけでなく 「ただで代わりの物をよこせ」だとーーーー!!! 作ってくれた人はすぐ目の前にいて ここはタイで タイのごくごく一般的なメニューに対してよくもぬけぬけとーーーーーー!!!
帰れーーーーーーーー!
と、腹の中で叫ぶ私
煮えくりかえる私をよそに 冷静に対応するガイドさんと 同じく冷静なおっとさん
また私ってば大人げない〜(反省)
一方 後から来た、車が一緒だった集団は 最初こそポテトをつまんでいたものの 徐々にパッタイなんかを食べ始め「意外とおいしいんじゃないの」とぱくついていた 箸の使い方を聞きにきたりして 楽しんでいるその姿に少し救われた気がした
そうそう 旅はそうでなくっちゃ
食べられないものがあるのはしょうがない 文化が違うんだからしょうがない でも感謝も相手の気持ちも考えられないようなことはあってはならない 旅の というか 人生の基本じゃないのかっ?


はぁー
見ている私のほうが食欲失せるわ
ってことで 早々に食べきったら精一杯の「アローイ」を言って 外で食休みをすることに
ツアーのドライバーの中に タイ語しか話せずコミュニケーションがとれてないはずなのに なぜかそのユニークさがひしひしと伝わってくる 愛らしい人がいた なぜか笑われたり なぜかおもしろくて笑ってしまったり 
それだけで“いい人に出会えた”なんていい気分になった


ツアーのしめくくりは観光列車に一駅乗る あの、昨日見た列車です
さっきまでのイスラエル人は やはりここでバンコクに帰ることにしたらしく ここで朝一緒だったメンバーと合流
列車は限定ということもあって混んでいた
向かいに座ったのは若いタイ人女性と年配の白人男性
この光景はタイに来てからごまんと見てきた なんと多いことか
一夜限りのカップルもいれば タイのガールフレンドとして関係を保っている人も 結婚している人もいるらしいが それにしても本当に多い


ツアーを終え 宿に戻ってシャワーを浴び 夕飯を食べにターミナルの近くまで行くことにする
その前におっとさんがきれいな夕日を撮りに川辺へ行く

綺麗〜っっ!!


この週末はバイクのフェスティバルがあったらしく カンチャナブリーにはライダーが集まってきていた GHにもその一団が宿泊に 写真を撮っていたら日本語が少し話せるという男性が話しかけてくれたのだという ちょうど私も合流してしばしお話することに
その中にも日本語が堪能な女性がいて その人があまりにもかわいくて あまりにも日本語が上手いので 少しひきこまれた
15年くらい日本にいたので日本は第二のふるさとみたいなんだけど 今は観光でもビザを取るのが大変で なかなか行けないんだって なんか残念だなぁ “ようこそJapan!”じゃなかったっけ?
こっちに来てからずっと気になっていた あの黄色い服のことをやっと聞くことができた 今 タイでは国王の“80歳を祝おうイヤー”なんだそうで その証として黄色い服をみんなで着ているらしい
またいい出会いがあった


ターミナルのそばは噂通りにぎわっていた
爆音を鳴らす宣伝カーが 踊り狂うキャンペーンガールを乗せてやってきた タイにもいたカメラ小僧が顔から1センチの距離で写真を撮っている さすがに踊り子も嫌そう。。。


屋台にはシーフードがいたるところで目についた
これまで食べていないメニューを指さしながら次々注文し ビールも飲んで満腹ごちそうさま
フレッシュマンゴーとバナナを買い またモーターサイで家路へ 今日は3人乗りです!!!