旅タイ−2日目(1/23)

忘れられないあの日の風

8:30の特急列車でピッサヌロークへ向かう
7:30頃宿を出ると周辺には既にいくつもの屋台が ちょっと後ろ髪引かれるけど まだチャンスはあるさと慰める
フアランポーン駅までは 宿の近くから地下鉄で行くことができるので渋滞知らずでとっても便利 あっという間に目的地へ
駅の奥に「フードコート」という食堂がある タイ食を食したい人は是非ここへ 麺、飯、なんでも安く食べられる

北部行きの列車には 一日5本限定のディーゼル列車がある
少し早いうえに、全席2等指定で食事つきの豪華列車だという噂を聞き 少し奮発(@449THB)して購入したのだが なんとも古い列車だった しかも最初にパンと飲み物の軽食を、しばらくして弁当のような食事をサーブされたが どちらもまずい

まずかった弁当


ちょっと期待ハズレではあったけれど 車窓を楽しんだり 同乗の子どもがかわいかったのでよしとしよう
トイレは日本並みに悪くないし、連結部分は外の空気も吸うことができて楽しい
日本では電車に乗っても運転手と乗客との間に相当な距離があるけれど タイに関してはそれはない まるで隣の車両に入るかように ボタン一つで運転室にも入ることができてしまう 賢い子どもはそれをあっという間に見抜き 運転室の特等席で景色を堪能していた
おもしろいのは乗務員で そんな子どもを追い出すどころか快く受け入れている 
乗務員に限らず 誰もが子どもに目を配り 微笑み、心配してあげているのがとても印象的だった


バンコクを出るとしばらく 線路脇にスラム街のような景色が広がる
飛ばされる寸前のように傾いた家や 屋根しかないんじゃないかという裸同然の家
ひしめきあう家々で たくさんの老若男女が生きていた


約5時間半 終始激しく揺られてようやくピッサヌローク駅に到着
のんびりとした いい雰囲気の駅だ
早速帰りの夜行寝台のチケットを買う が、第一希望の23時台発列車のチケットは完売!
寝台車は絶対数が少ないからしょうがないね 結局その前の21:58発2等ファンを@369THBで購入 寝台で行けるだけよし!


スコータイまではここからバスでさらに1時間かかるため、少し離れたバスターミナルまで移動
ここでこの旅初のでトゥクトゥクに乗車
激揺ながらもその面白さに大興奮! 排ガスも暑さもこのときばかりはなんのそので楽しんでいる自分がいた やっぱ乗り物好きだわ−


エアコンバスの発車まで一時間 コンビニで飲み物を買ったりして時間を潰しながら乗車
バスにも等級があるのは知っていたけど 実際来てみるとエアコンか否かの質問だけでチケットを購入するので 最後まで1等か2等かについては推測の域を抜けられなかった
でもどちらであってもさして変わらない、というのが答えかな
ちなみに、
ピッサヌローク−スコータイの往復には しばらくはエアコンバスを使用するのが賢明です というのも このエリアは現在大工事を行っていて すごい埃で前が見えないほどです たった一時間なのですが 道路も掘り返しているので徐行運転、もう少し時間がかかります
多少の違いなので エアコンバスでエグいDVDでも見させられながら行くことをお勧めします


どこのバスターミナルにも 観光客を心待ちにしているモーターサイやトゥクトゥクソンテウのお兄様方がいる
スコータイもしかり ゲストハウスのカードをいくつか持って なんとかそこへ連れて行こうとやっきになる
とりあえず 私たちのチェックしたところへ行ってくれとお願いたが それでも提携のゲストハウスへ連れて行かれた 強気が必要


今回は強気でよかった! 自分達がチェックしていたM.Gゲストハウスは 商売っけがなく のんびりとしたおばちゃんが のんびりと出てきた 一番グレードの高い宿しか空いていなかったけど、450THB/一泊のところを、二泊するので400THBにまけてもらった
バンガローのお部屋は四方に窓があり、風通しがいい シャワーは温水 エアコンにテレビもついて清潔 チェックイン時にはドリンキング・ウォーターも1本ずつくれる


ところで、
「ドリンキング・ウォーター」というと聞きなれないのですが 私たちがコンビニで買うミネラルウォーターともまた少し違うようです 水道水を飲めるように加工したお水 浄水とでもいうのでしょうか その分安価です
外国人の中にはこれを飲まない人もいるようですが 私たちは全く問題ありませんでした それどころか安いのとパッケージがかわいいのとでこれを選んで飲んでいたくらいです

ドリンキング・ウォーター


大通りを少し入ったところにあるこのGHは 目に見える範囲に他のゲストハウスもなく 敷地も広くとってあるのでとっても静か 鳥のさえずりと子どもの声しか耳に入らない
タイのやや北側に位置しているためか 陽が西に傾けば風が心地よく感じられる
敷地には飼い犬とも野良犬とも見当がつかない犬が3匹 思いっきり気を緩ませて眠ってる そういえば通りにも同じ格好で寝ている犬が何匹も。。。暑くてばてているのだろうか。。。


このまま部屋でのんびりするのも良かったが しばらくすると目と鼻の先にあった空き地にマーケットが出始めた!
後で聞いたら週に一度しか出ないマーケットだったみたいでなんともラッキー!
早速繰り出しておやつにチキンを食べた 中には昆虫を売っているお店があったりして。。。子どもが待ちきれずにつまみぐいをしようとしているのを見て 日常食であることを実感した


通り沿いの歩道には 夕方になると次々屋台兼食堂が出始める 車道は通勤通学の車やソンテウ、バイクであふれているので人が歩くスペースはほとんどない そもそも地元の人で歩いている人はほとんどいないのだから必要ないのかもしれないが 観光客にとっては大変だ
みんな帰宅前にお気に入りのお店で足を止め 晩のおかずを買って帰るみたい 手にはたくさん袋を抱えている


私たちは中でも賑わっている食堂を選んで夕飯を食べることに
トムヤムクン空芯菜炒め、チャーハン、やきそばと食べたいものを手当たり次第に頼んでも二人でたったの105THB!一人150円しか使わなかったことになる 仰天!もちろん味は最高、量もちょうどいい
ちょうどいい、ということはまだ入ることになる。というわけで再びマーケットに行き 食後にもう一食 おっとさんは更に寝る寸前まで2回ほど足を運び お肉やなんやらをサービスしてもらいながら夜のスコータイを楽しんでいました♪