台湾ツアー/最終日&エピローグ

恋しくなるのはなぜ?


あっという間の充実台湾ツアーも最終日。
最後になって朝からどしゃぶりの雨。幸か不幸か。。。
8:40にはお迎えがきてしまうので、その前に最後まで食い意地を見せる
ホテルから一番近い夜市のあった同じ場所へ 朝も数こそ少ないものの 朝にぴったりのお食事がいただける


生き返る〜っと飲むのはやっぱり魚丸湯
見た目も味も豊かな肉包(って名前だったかな)と一緒に

ここに来ると名残惜しさが急増するのね
まだ食べていなかった涼麺と、もう一度焼まんじゅうみたいなやつをテイクアウトで買い込み、お弁当を一人一個ずつ(!)買ってようやくあきらめる



このたびお世話になったホテルと、そこから見える景色です


お迎えにきた「イーアーサン、スー、ウーロンチャ」大好きガイドの李さんと一緒に
DFS経由で空港へ(またかっ)
言うまでもなく ここで買うものは何もないのですが この中にある両替屋のレートがいい!
ガイドブックにも書いてあるのですが、台湾へ旅行する際は絶対に成田で両替してはいけません
ツアーで行く人はツアーの最中、または台湾の空港で。市内の銀行でも成田より全然レートがいいのです。
1万円だけ成田で両替してしまった私たちは、見事に3000円も損しました。。。


台湾へ行くことについて、出発前は“沖縄感覚で行ける外国”、というくらいのイメージでした
そして「食べ物は魅力だけど どうしてそこまでリピーターが多いのかしら。。。」と不思議でならなかった
確かに、おいしい食べ物は想像以上だった 人々も親切だし ファシリティにも問題は感じなかった
日本語を話せる人もいる、顔つきも同じ、見渡せば日本で目にするお店と同じ看板があちこちにある


でも、やっぱり何かが違う 日本とは違う魅力がある
欧米その他の国々へ行くのとは全く違う感覚の、でも国内旅行とも違う何か


台湾の人々、特に若い女性はどこから見ても日本人とそっくり
服装やメイク、髪型はもちろんだけど、姿勢や歩き方なんかまでびっくりするほどよく似ている
これでもアジア人の国籍当てには自信があるほうなんですが、今回はまったく推測不能でした
TVでもポスターでも、雑誌でもお店でもいたるところに日本語があふれているんだから当然ですね
デパートやビルが建ち並ぶ台北市内 交通機関も整備されつつある一方で、車やバイクが恐ろしい臭気を放ちながら荒々しく横行し、人と車の関係はまだまだ整備されていない様子


行列をなす世界的に有名なレストラン、日本とさして変わらない金額でサービスしていただけるマッサージ、今や日本人のためだけの店舗になりつつあるおしゃれな茶芸館
でもその片隅には地元の人がいつもの手さばきいつもの価格でいつもの料理を出してくれるお店がいくつもある
カップルもOLも 夕方にはいっぱいの料理をほおばり、持ち帰る


帰国後見た侯孝賢の映画を見た後は、行く前に見た別の映画の観賞後とは明らかに違っていた
もちろん映画の内容が違うのだから当然かもしれないが なんかそれだけではふっきれない理由があるような気もする
こうして旅行記をまとめていてぞくぞくと沸き上がってくる恋しい思い
仕事をしていても 見慣れた日本の風景を見ていても ふと思い出すあの車窓からの景色


今はまだ確かな答えが出ないのだけど 私が大好きな、そして求めている何かがあの地にはあったのではないかと思う
そして次は もっと違う台湾の原風景を見るために 乗り物に揺られ、風にあおられながら人々や町にふれあえる台湾の旅をしたいと思っています