映画を見た32/華氏911

「みんな知らなすぎる
知ったつもりで 何も知らない
私も そうだった」


これは 映画の中で
ホワイトハウスの前で抗議を続ける人に向かって異議を唱える女性を見て
イラクで息子を亡くした女性が語った言葉


この映画を「良い」「悪い」と言うつもりはない
でも 今世界の中で生きている一人の人間として考えるべきことを知るために 見るべき映画だと思う
全てを鵜呑みにしてはいけない 「知ったつもりで何もしらない」ことになるかもしれないから
でも事実はどこかに必ずある 真実を知るために 考えなきゃいけないことがたくさんある 


アメリカでも日本でも トップの再選が持った大きな意味を 国民はどう思っているのか
その日 どんな思いで一票を投じたのだろうか
今日 そのことをどう感じているのかだろうか
時計は元に戻せないの
私達国民はとても小さいけど でもできることは ある
そのことの大きさを考えたことがあるだろうか


泡のようなお金を求めて
人間の欲望は果てしなく強くなる みさかいなく
自分と ほんのわずかな大切な人「だけ」を守るために ときに悪を善と言い聞かせる
その ほんのわずかな人を失うまで そのことに気づかずに


私は あの日 無数の星条旗を見て感じた思いを話し続けたい
それがあの日 あの時間を過ごした意味だと思う


ところで
あの日から急激に厳しくなったセキュリティ
外国人に対する暴行 失業
空港では ライター2本とマッチ4箱までOKで 5箱目からは没収されたらしい 映画によると
それもおかしな話だけど
私の 先の丸い鼻毛バサミが没収されたのも納得がいかない
あんなものが凶器になるかって