本を読んだ5

ただの私 (講談社文庫)

ただの私 (講談社文庫)


自身が執筆したものと雑誌等で行われたインタビュー記事をまとめたもの
70年代の文面にはやや過激な表現もあるのだが
女性にとって変化を迎えた時代に 応援すると同時に警鐘をならしている
「平等」という意味について考えさせられる一冊
「平等」という仮面をかぶったあくまくんに魅せられていませんか
なんですか 「平等」って


ある編を読むと 日本人ははっとさせられるに違いない
あまりに「常識」的に使われてきた言葉、日常がいかに不自然かが如実にあらわれている
苦笑するだけで終わらないで下さい
「いいぞ!」ということも意見、「おかしいぞ!」ということも また意見


ジョンがWoman is the nigger of the worldを歌った背景がわかるかもしれません
ジョンもまた ヨーコと出会うまで知らなかった世界だった