本を読んだ14

宮崎あおい&宮崎将 たりないピース

宮崎あおい&宮崎将 たりないピース

兄妹でインドへ行ったときの旅日記のような本


5年前に米国とメキシコの国境にあるメキシコの街ティファナに数時間滞在した
入国早々近づいてくる子どもたちを目の当たりにした私は 正直動転した
たった数時間の間に この2人と同じ たくさんのことを考えた
そのことが頭をめぐった


そのとき私が出した答えは今でも間違っていないと思ってる
でもそれが全てではないし 全然足りないとも思うし 逆に無力だとも思う
旅をしているときもそうでないときも 生きている以上はずっと頭から離れない 離さない問い


見知らぬ国や街へ行けば 誰しも必ず何かを感じるだろう
行ったという事実よりも 行って体得した何かを忘れずにいること できれば行けなかった人にできるだけ多くのことを伝え、共に話し、考えること 
それが「旅」であればいい