スペイン&モロッコの旅−8日目(5/29)

今度こそセビージャともお別れ
AVEが11時なので、ゆっくり散歩をし、朝から働きまくっている素敵なバルのスタッフを見ながら
スペインもいいなとつくづく思う

AVEは日本の新幹線よりずっと安いのに、設備は素晴らしい!
飛行機なみに映像や音楽のサービスがある。食堂車もある。トイレも驚くほどきれい!
ツーリスト席でも大満足の2時間半。

あっという間の2時間半を経て、列車はマドリッドへ。
今日はこれから列車を乗り継いでセゴビアへ行きます。
チケットはスムーズに買うことができ、ホームへ向かうと、ちょうどタイミング良く電車が!ラッキーとばかりに乗り込み、一段落。
…アナウンスがよく聞こえないけど、確かセゴビアは終点だったはず…なのに車内の表示にはセゴビアの一文字もない…
不安になった私たちは、急遽後ろの席のおじさんに尋ねる。あああああ!間違えた!!!!これはセゴビア行きじゃないって!
ちょっとホームに早く着いたのに、在来線ホームだということをすっかり忘れて迷いもなくのってしまった!!!
幸い別の駅で乗り換えることができたものの、冷や汗の連続でした。。。


セゴビア行きの電車は、シエスタの時間なのか結構混んでる。
アトーチャでお昼のボカディージョを買ったのですが、なんとなく食べる雰囲気じゃない。
しょうがないから外を見て楽しむ。
1時間くらいして、ようやく空きだしたので、お昼ご飯。スペインといえばこれだっ!
セゴビアへ近づくにつれ、窓の外の風景がどんどんとのどかになり、天気も良くなって気分も良くなる。最後の街にはぴったりだ!


アトーチャから2時間、セゴビアに到着です。
早速カテドラルのあるマヨール広場へとバスで向かいます。坂が多いので、歩くのはとても無理。


それにしてものどかな街だな…ここならモロッコ並に治安は問題なさそう。
お目当ての宿は今日はあいてなく、明日なら大丈夫だということで、明日の予約をして今日は近くのPension Ferriに。@15ユーロだったかな。安い!!!ちょっと暗いけど、こぎれいないい感じの部屋です。

もう時すでに17時をまわっていたので、ゆっくりいろいろと見て回るのは明日のお楽しみにして、今日はさっと全体を見ることに。それでも楽しみにしていた水道橋やアルカサルにはあっという間についちゃいます。

散歩をしていると、地元の人々が家路へと向かう時間に。たくさんの人が行き交う大通りでしばし行き交う人を眺める。その街の、その国の雰囲気がなかなか伝わるから、おもしろい。お母さんはたくさんの子どもを連れて慌しく、おじいさんやおばあさんは椅子に座ってのんびりと、西日の時間を楽しんでいる。
あ、セゴビアマドリッドの更に北にあるため、山の気候です。昨日までのアンダルシアの気候とは全然違う。日中はそれでも30度を超す暑さだけれど、夜は半袖でも寒い。だからこんな夕方の時間はとっても気持ちがいいのです。

ちょっと移動に疲れた私たちの本日の夕食は、スーパーでお酒とおつまみを買って簡単に済ますことに。
行ってびっくり!ワインがどれも1ユーロ以下で売られてるよ!!
フランスでも2・3ユーロのワインはいくつか見かけたけど、フルボトルで100円もしないとは…脱帽。
住民だったら迷わずそうしたワインを買うところですが、そこは観光客。スーパーで一番高い3ユーロのワインをお買い上げ。
貝の佃煮、水煮みたいな、いかにも缶詰!ってやつをそれぞれ買って、もちろんハモン・セラーノも忘れずに買って、宿でめいいっぱい酔っ払って熟睡で幕。