スペイン&モロッコの旅−2日目(5/23)

セビージャへのバスは1:00AM、予定通り出発。思ったより混んでいる。
スペインは高速道路が整備されているので問題ないのですが、道はそれほどいい状態ではないようで、結構ゆれます。
とはいえやっとここまできた〜という安堵感と、明日もしっかり動きたい!という気持ちでせっせと寝る。
数時間走って、休憩に。
バスの給油も兼ねているみたいで、バス倉庫が立ち並ぶ通りの一角に停車。トイレから戻ると跡形も無く消えたバスに青ざめる。給油をしていたみたいです。。。

(こんな人気の無い休憩所)
ここで、乗客の半分以上が別のバスに移動。どうやら同時刻に出発予定のコルドバ行き乗客もここまで同乗していたようです。なるほどー


しばらくして目覚めると、窓の外にきれいな朝焼けが!いよいよセビージャです。


7:00AM。バスターミナルから市内バスに乗って中心に向かう。まずは、お宿探し。第一希望のPENSION SANTA MARIA DE LA BLANCAは、見つけるまでに少し時間がかかったけど、希望の30ユーロの部屋が空いていたので、すんなりチェックイン。久々に横になれたー!!
40ユーロで2Fのシャワー付部屋に入れるみたいですが、共同でも全然問題ありません。きれいです。
スタッフはみな年輩のおじさん方で、スペイン語のみですが親切です。

ホテルの中庭

シャワーを浴び、着替えて早速街に繰り出します。10:00AM、アルカサルもちょうど開いた頃で、既に広場にはすごい行列。アルカサルに入りたい人、馬車に乗りたい人…
11:00までは無料で入れるカテドラルをちょっと見て、バルで朝食をとることに。
まずはカフェ・コン・レチェを頼む。と、さっと入ってきた男性2人がおいしそうなトーストを食べていたので、すかさず同じものを。日本でもトーストを食べているので、嬉しい限りです♪


カテドラルとアルカサルに囲まれた広場を抜け、ちょっと北上すると、にぎわってはいるものの地元っぽい雰囲気の通りがいくつも出てくる。朝から買い物を楽しむ女性達がたくさん。スーパーにはハムがぶらさがり、アイスクリーム屋もたくさん。お昼も近くなると、Calle Imagen周辺はたくさんの人が行き交っている。El Corte Inglesの食品フロアで少し遊んだらお腹がへってきた。
お昼はSan Eloy通りにあるバルで。ここは超おススメでした!入り口付近のカウンターで気のいいスタッフが"Ola!"と声をかけてくれる。そのやさしさに惹かれて近寄っていくとそこでも注文できるというから、早速ワインとタパスを色々。どれも安くておいしかったんだけど、ここのガスパチョは絶品でした!名産のマンサニージャも飲めます。これを頼んだら地元っこは喜んでました。“よくぞ頼んだ!”みたいな。結構アルコールが強いのですが、飲みがいあります。
バルというシステムはなんて素敵なのでしょう。お酒を2杯x2、生ハムやガスパチョなどのおいしいタパスをお腹いっぱい楽しんでも9.5ユーロ!

食べ終わっちゃったガスパチョ        噂のマンサニージャ(2種類あります)
早速ガスパチョにはまった私は、そのままマックへ直行し、マックのガスパチョを買う

おいしいけど、バルより高かった!


本当は食後のデザートにRayasのアイスを買い、お土産にその近くの修道院でクッキーを買いたかったのだけど、いずれもお休み。仕方なく入った近くのお店でアイスを食べて、シエスタ


16:00。びっくりするほど暑い。早すぎたかな
闘牛場を通って、“待ち歩き”で見たトリアナ地区へ向かう。
すっかり観光客のいなくなった街は、人通りもほとんどない。まだシエスタ中かな。
川のそばへ戻り、カフェで涼む。もう一つのお楽しみ、オレンジジュースに大満足!


バルやカフェでは年輩の男性がたくさん働いているが、みんな非常にかっこいい
笑顔で対応する人もそうでない人もいますが、共通しているのは、みんな仕事が早いこと。ムダが全くない。
一度にそんなに対応して大丈夫なのかと思いきや、全てを頭の中でしっかり把握しているので間違いがない。
外国人にも嫌な顔せず(慣れもあるだろうけど)、朝から晩まで動きっぱなし。
そんなかっこいい店員を見るのが嬉しくて、ついついカウンターに居座ってしまうのですね。
勇気がいるのは確かですが、勇気を出す価値は十分にあります!"OLA!"の一声で落ち着くので、是非カウンターへどうぞ。


セビージャといえばフラメンコ。
お目当てのところは満席で入れなかったので、夕方入ったアルカサルの入り口で配っていたチラシのところへ行く。11ユーロで、こじんまりとしていた分、巧みな技と熱気が十分に伝わってきた。
が、時差ぼけと疲れで最後のほうは見るのがやっとだった…