スペイン&モロッコの旅−1日目(5/22)

今年もアエロフロートに乗って出発です!
昨年は雪の影響で何時間も遅れが出ただけに、油断ならない…といきなり不安だったのですが、定刻どおり出発!
しかも昨年とは何かが違う?
どうやらアエロもやっとサービスに力を入れ始めたようで、日本発着便に日本人乗務員を採用しました。
あの、たどたどしい日本語アナウンスをもう一度聞きたいような思いもありましたが、しょうがないね。
アルコールは有料になりましたが、食事も若干おいしくなったような気もするし、飲み物のカップが青くてかわいい!

(写真ではわかりづらいのですが、きれいなクリアブルーのカップです)
中には笑顔の出るロシア人乗務員もいて、驚きの連続でした。
昨年は一度もオーディオを使えなかったのに、今年は往復とも映画を見れたし。
細かいことを言えばまだまだ(イヤホンがしょぼい、専用画面がない、映画関係の日本語訳がいっさいない、など…)なのかもしれませんが、期待していなかっただけに満足度アップでした。
安くて早いアエロフロートは、結構おすすめですよ♪


約12時間後、ロシアでの短いトランジットを経ていざマドリッドへ!
今度はロシアからの若き音楽隊と同じ飛行機になりました。
高校生くらいの彼ら、彼女らのパワーはすごい! シートベルトサインが消えるやいなや、ずうーっと話しまくり、立ちっぱなし。“飛行機は座って乗るもの”なんて勝手な固定観念を抱いていたのは私だけか?!抱き合うわ、話し合うわ、歌いまくるわ、やじは飛びまくるわで、夜のフライトとは思えない賑わいぶりでした。
携帯電話については、世界共通ですね。ロシアの若者も、飛行機が到着するやいなやあちこちで携帯をいじってる。


およそ15時間のフライトの後、23時頃ついにマドリッドに到着。
って、そんな感動を言っている暇はない。
これから入国審査をし、荷物を受け取り、タクシーに乗って南バスターミナルへ急がなくてはならない。
明日、1:00AMのセビージャ行きバスに乗るのです!
間に合わずにいきなり予定が狂ってもな…と、空港職員のお願いもふりきってタクシー乗り場へ。
幸いたくさんのタクシーが待っていてくれたので、すぐに乗車することができた。いやー、ここまではかなり順調よ。


タクシーのドライバーは、スペイン語しか話さないけどとっても親切だった。
耳をそばだてていると、なんとなく言っていることが理解できてくるもので、「観光か?」「バスでどこへ行くんだ?」「あっちのタクシーに乗ってるのはお前のアミーゴか?」なんて質問をされながら、ターミナルまで連れて行ってくれた。
夜の南バスターミナルで、まず身が引き締まる。
入り口にはたくさんの警官と、目だけをぎらぎらと動かしている男性が何人も。いったい何してるのよーーー(涙)
とにかく安全な場所へ、と中へ急ぐ。ところが中もまた暗い!
0時近いもの、カウンターも1つしか開いていないし、待っている人もまばら。唯一のカフェもしまっちゃうし、サバンナでライオンに食べられるのを待つ小鹿のような気分で、ただひたすらと出発時間を待ちながら翌日を迎えたのでした。。。